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パワースポットをめぐる 新たな天橋立観光

聖地・天橋立で感じる不思議なパワー

宮津市の天橋立はいわずとしれた日本三景の1つで、季節を問わず風光明媚な景観が魅力の景勝地。同時に、神話から天と地、神と人、男と女を結ぶ聖地とされている。天橋立を違った角度から攻めるのも面白い。

天橋立観光協会が来年3月31日までガイドウオークを実施しているのが「天橋立パワースポットめぐり」。確かに展望台から「股のぞき」で見える景色は龍が天に昇る姿と言われるなど、神秘性を感じさせる地である。ガイドの案内による2時間の散策で見えてくるものはなんだろうか。

KTR天橋立駅から天橋立を歩いていくと天橋立神社。海に囲まれた立地なのに真水が湧くという不思議な「磯清水」でお浄めして、古くからある神社を参拝。ひっそりとたたずむ姿は荘厳な雰囲気だ。石を積むと恋愛が成就するといわれる鳥居もカップルの人気を集める。

天橋立神社

荘厳な雰囲気の
天橋立神社を参拝

松並木を歩き、対岸まで渡れば、傘松公園の手前に元伊勢籠神社が鎮座する。天照大神が伊勢神宮に鎮まるまでに巡幸した「元伊勢」の最初の地とされ、全国の元伊勢の中でも由緒、社格ともに随一。高欄に据えられた「五色の座玉」は伊勢神宮と籠神社にしか許されないもので、鮮やかな色合いが神秘的な雰囲気を醸し出す。

少し歩いて最終ポイント、籠神社の奥宮・眞名井神社へ。2500年前からの姿で立ち続ける祭祀場「磐座」は強烈な神気を放つ。霊水「天の眞名井の御神水」も境内にあり、全国から汲みに訪れるという。

料金は大人2千円、子ども1千円(ガイド料と観光船往復料金含む)。5日前までに要予約。

問い合わせは、天橋立駅観光案内所 電話0772―22―8030。

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