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「志国高知龍馬ふるさと博」が好調 "現代の勤王党"が活躍

おもてなしで盛り上げ ダンスや芝居、観光案内も

高知県で今春から開かれている「志国高知 龍馬ふるさと博」。昨年の「龍馬伝」ブームに引き続き、高知の魅力を全面に押し出した企画を展開し、来年3月まで高知観光を盛り上げる。

同博はJR高知駅南口の「こうち旅広場」をメーン会場に、志の偉人伝、花絵巻、食まつり、まるごと体験を4大テーマとして、全県で様々なイベントが並ぶ。

メーンパビリオンの「龍馬伝幕末志士社中」は7月9日のオープンから約2カ月で約5万人が来場。同日、四万十町にオープンした「海洋堂ホビー館四万十」も約4万6千人が来館するなど、ツートップとして人気を集める。同博開幕後の県内観光施設の入込客数の合計は対前々年では122%と大きく伸びている。

秋冬は、夜間イベントが充実。同社中では11月の土日祝日を中心に「龍馬の手紙リレー朗読」などを、冬は高知城や安芸駅でのキャンドルイベントなどが開かれる。

その人気に一役買っているのが「土佐おもてなし勤王党」。略して「もて勤」は、現地での"おもてなし"など、同博の盛り上げに走り回る。

同博のPRを担うグループで、全員が高知県出身。坂本龍馬、中岡慎太郎、岡田以蔵、武市半平太、岩崎弥太郎、紅一点の瓦版屋りょうが「こうち旅広場」で記念写真やサイン、観光案内もしてくれる。土日祝日にはラップやダンス、芝居に歌と楽しませる観覧無料のステージも披露するなど八面六臂の活躍ぶり。

"笑顔"と"イケメン"が武器の現代の勤王党。彼らと土佐の虜になる観光客も急増中だ。

土佐おもてなし勤王党

現代に蘇った「土佐おもてなし勤王党」。
イケメンぞろいでファンも急増中

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