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ミステリーや歌舞伎でアート心くすぐる 鳴門・大塚国際美術館

目と耳と心で味わうアートの世界

徳島県鳴門市の大塚国際美術館の秋は今年も、絵画に舞台に音楽にとアート心をくすぐる企画が満載。芸術の秋を五感で体感しよう。

10月1日―来年3月31日までは「名画の不思議発見!作品に秘められたミステリー」。名画には画家のメッセージが隠されていることが多く、昨今は謎が謎を呼び、一種のミステリーとして人気を集める。今回は週末のギャラリートークでシンボルやメッセージを読み解き、不思議な世界観に触れようという試みだ。マップを使っての謎解き名画鑑賞やランチ、ショップでも連動企画も。

同館の開館時間は9時30分―17時。入館料は一般3150円、大学生2100円、小学生以上520円。

また、第3回を迎える「システィーナ歌舞伎」は11月12―14日に5回公演。今年は「GOEMON 石川五右衛門」という新作をひっさげ、片岡愛之助さん、上村吉弥さんといった人気役者が、システィーナ・ホールという西洋のアート空間の中で日本の伝統芸能・歌舞伎を繰り広げる。片岡さんは8月に大阪で開かれた製作発表で、「様々な分野の方々とのふれあいが楽しみ。フラメンコにも初挑戦します」。

システィーナ歌舞伎

昨年のシスティーナ歌舞伎は「スサノオ」。
圧倒的な世界観で魅了した

11月19日は「フィルハーモニア・カルテットベルリン」で耳のアートを味わいたい。ベルリンフィルが誇る最高峰4人組が奏でる音色が、システィーナ・ホールが持つ厳かなムードに見事に調和する。

問い合わせは、大塚国際美術館 電話088―687―3737。

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