観光業界専門紙「トラベルニュースat」おすすめ国内魅力再発見の旅

阿蘇の宿(3) 旅館金時/旅館ほこすぎ荘/旅の宿阿蘇乃湯

旅館金時 活魚を使った料理が自慢

【施設メモ】▽収容規模=34室、100人収容▽客室=和室32室、洋室2室、露天風呂付き洋室1室▽チェックイン・アウト=15時、10時▽駐車場=60台▽浴場=男女別大浴場2、貸切風呂4▽付帯施設=宴会場は150畳、140畳、40畳▽旅行会社の対応=あり▽宿泊料金=1万600円から1万5900円▽住所・電話番号・アドレス=阿蘇市内牧1131 0967―32―0038 旅館金時ウェブサイト

内牧温泉街を流れる黒川の川岸にあり、主に老人会や実業団の陸上合宿の利用が多い。山登りやビジネス客、バイク利用の素泊まり客には格安の料金に。

ロビーには生簀があり、活魚を使った料理が自慢。初めてのお客には小鉢が大きな桶に入った桶料理を提供。2回目以降は会席料理になる。施設内にゲートボール場もある。

旅館金時

ベッドが2つ配された12畳の洋室

【女性記者の視点】かぼちゃの甘みをふんだんに生かしたかぼちゃグラタンは絶品。老人会には柔らかい素材の料理を提供しているそうだ。最近は朝食だけのネット予約の利用客が増えているという。女将の湛ヨツ子さんはとても明るく気さくな人だった。

旅館金時

温泉街を流れる川岸から見た外観

旅館ほこすぎ荘 我が家のくつろぎ提供

【施設メモ】▽収容規模=客室12室、30人収容▽客室=オール和室▽チェックイン・アウト=15時、12時▽駐車場=20台▽浴場=大浴場1▽付帯施設=120畳の宴会場1▽旅行会社の対応=なし▽宿泊料金=1泊2食一般6千円、ビジネス5千円、宴会8千円▽住所・電話番号・アドレス=阿蘇市内牧415―10 0967―32―0079 旅館ほこすぎ荘ウェブサイト

同館の屋号は建物の裏にある内牧菅原神社のご神木で、縁結びの木といわれるホコスギから命名。開業当初は神社で行われた結婚式の宴席にも利用されていたという。開業からの歴史は60年。

現在は家庭的な雰囲気が好評で、学生の合宿や老人会、ビジネス利用が多い。若女将の松藤美貴さんは「温泉街のはずれにある、我が家にいるかのようにくつろげる宿です。ぜひ一度ご利用ください」と話している。

旅館ほこすぎ荘

開業60年の「ほこすぎ荘」

【女性記者の視点】地元の年配客が5、6人のグループで2、3日ゆっくりと静養に来ることが多いそうだ。若女将が「我が家にいるようにくつろげる宿」と話しておられた通りの客層に支えられている宿であることを実感した。

旅館ほこすぎ荘

屋号の由来となった内牧菅原神社

旅の宿阿蘇乃湯 アロママッサージが好評

【施設メモ】▽収容規模=11室、30人収容▽客室=オール和室▽チェックイン・アウト=16時、10時▽駐車場=30台▽浴場=大浴場、貸切風呂、家族湯▽付帯施設=食事処▽旅行会社の対応=あり▽宿泊料金=6700円から8千円▽住所・電話番号・アドレス=阿蘇市小里6 0967―32―1521 旅の宿阿蘇乃湯ウェブサイト

昔ながらの町湯感覚の雰囲気で地域の人にも親しまれている。日帰り入浴は500円。朝8時から23時まで。内牧温泉で最も遅くまで営業しており、老若男女で賑わう。

料理は和牛、鶏、豚バラの3点盛りに煮しめ、季節の山菜、小鉢、高菜飯、だご汁などが出る。アロママッサージも2004年からはじめ、午前中は病院に勤務する医師が担当する。アロマの利用客の大半がリピーター客。

旅の宿阿蘇乃湯

「阿蘇乃湯」の外観

【女性記者の視点】天然100%のアロマオイルを使うマッサージは男性にも人気があるそうだ。アロマはメディカルマッサージと呼び、血中にアロマの有効成分を入れて不調を改善したり健康を維持するのだという。マッサージは資格を持った担当者が対応してくれる。

旅の宿阿蘇乃湯

男性にも人気があるアロマ(イメージ)

熊本阿蘇 旅のおすすめサイト

購読申し込み
夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ