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うだつの町に和紙の灯りが映える 美濃市で秋のアート展

伝統と現代の融合

「うだつの上がる町並み」と「美濃和紙」。この2つの地域文化を結びつけた、岐阜県美濃市の「美濃和紙あかりアート展」はもはや秋の定番行事だ。今年は秋の深まりが近づく10月20―21日、伝統と現代アートの融合で訪れる人を魅了する。

1994年に始まった同展は、今年で19回目。屋根上の防火壁「うだつ」が上がる江戸―明治期の商家が立ち並ぶ重要伝統的建造物群保存地区に、全国から公募した美濃和紙を使った灯りのオブジェ約500点を設置する。

美濃和紙あかりアート展

伝統の町並みが温かく染まる

17時からのスタートで、夜の町並みがほんのりとオレンジに染まる。美濃ならではの町並みが温かい灯りに包まれる光景にファンも多い。

11月1日―11月30日には、同展の優秀作品約80点を町並みの軒先に常設展示する「あかりの町並み」も開催。アクリルケースに入れての展示で、秋の長雨でも問題はない。歴史と秋と夜に伝統×現代の灯り。この歴史情緒漂う風情に、家族で訪れればお父さんの「うだつ」もあがる?

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