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イサム・ノグチ遊具彫刻の世界 小豆島オリーブ園

子どもたちに夢を 3種5基を設置

この秋、小豆島オリーブ園に世界的彫刻家イサム・ノグチの遊具彫刻がお目見えする。10月13日に同園オリーブの丘で落成セレモニーとして除幕式が行われる。

イサム・ノグチの作品はこれまでパリ・ユネスコ本部の日本庭園やエルサレムのビリーローズ彫刻庭園、大阪の日本万国博覧会などに残されている。

彫刻だけではなく造園や公園の設計、照明器具の開発にも才能を発揮。さらに日常生活にアートを持ちこむ要素として遊具に着目し、円環から空、太陽、月、宇宙との対話を楽しめる遊具彫刻という分野をも生み出した。

今回、小豆島オリーブ園に設置されるのはスパイラルスライド、プレイスカルプチュア、プレイキューブの3種5基。平和の象徴でもあるオリーブと遊具彫刻の組み合わせが訪れた子どもたちに夢と新たな世界の広がりをもたらしてくれる。

小豆島オリーブ園

小豆島オリーブ園

イサム・ノグチが設計した
遊具彫刻は3種5基を展示

香川県の県花・県木に指定されているオリーブ。100年ほど前から小豆島で栽培されるようになった。現在、オリーブ園では観光農園としてオリーブ製品の製造・管理、レストランを運営している。敷地内で栽培しているオリーブは約2千本。5月下旬―6月上旬にかけて白い小さな花を咲かせ、7―8月と果実が肥大化し、加工用果実の収穫は9月末ごろから始まる。緑黄色の果実をひと粒ひと粒手摘みし収穫する。

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