観光業界専門紙「トラベルニュースat」おすすめ国内魅力再発見の旅

一心不乱に「冬」を食らう(2) ブリしゃぶ・カキも存在感

脂の乗った寒ブリをサッと

だが、松葉ガニだけと思うと損をする。丹後には寒ブリという、カニに匹敵する冬の雄がいる。日本海の荒波で締まった身と、ほどよく乗った脂の美味さは食通ならずとも見逃せない。

丹後の日本海沿岸では12―2月、寒ブリの大敷網漁が行われ、体長1メートル、重さ10キロを超える大物を水揚げする。

近年、人気が高まってきたのが「ブリしゃぶ」。宮津市の郷土料理で、最近は冬の名物として観光客の舌を楽しませている。寒ブリの薄造りを昆布だしにサッとくぐらせ、ポン酢でパクッと。天然の寒ブリ特有の甘味と脂、締まった身をシンプルに味わえる。

寒ブリは刺身や照り焼きでも。宮津市や伊根町の旅館ホテルではブリしゃぶのフルコースを2月ごろまで提供している。

ブリしゃぶ

忘れてはならない「ブリしゃぶ」

京丹後市・久美浜のカキも11―3月が旬。久美浜湾で大切に育てられたカキは、大ぶりで肉厚、濃厚な旨味が特徴で、焼きカキ、カキちり、カキフライでどうぞ。

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