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神話の世界は鳥取でも JTB日本の旬も山陰にスポット

パワースポットでご利益祈願

鳥取県にも神話の舞台が点在。因幡の白うさぎで有名な鳥取市の「白兎海岸」や「白兎神社」、大国主命ゆかりの南部町の「赤猪岩神社」、湯梨浜町の伯耆一之宮「倭文神社」など豊富にあり、これを訪ねてまわる旅も趣深い。これらの地では古事記関連のガイドツアーやパワースポットめぐりが行われている。

鳥取、島根両県の観光関係者は、古事記1300年に続き、来年は出雲大社大遷宮を迎えることから、神仏を訪ね歴史文化に触れる山陰観光を定番化したい考え。山陰の神話観光は今年を起点にこれからも広がりをみせるだろう。

白兎神社

白兎神社で縁結びを祈願

「日本の旬」では2次交通やガイドツアー

JTBのキャンペーン「日本の旬 瀬戸内・山陰」は4月1日からスタート。中国5県の自然・歴史・文化・食などの観光資源をつなぐ取り組みを9月30日まで展開する。

山陰エリアでは、エースJTB専用シャトルバスなど2次交通を活用した「旅の過ごし方」を提案。7月から始まる神話博しまねに合わせて鳥取、島根両県の宿泊客を対象にした「神話博号」をはじめ、「皆生・境港号」や「山陰周遊だんだん号」を運行する。7月21日―9月30日の土・日曜日(7月28、29日は除外日)の設定で、神話博号と皆生・境港号は乗車運賃が不要。山陰周遊だんだん号は大人・子どもとも500円。

鳥取では、現地ガイドが倉吉の開運スポットを案内する「倉吉開運まち巡り」▽地元のおさかなガイドが同行し水産物の水揚げ風景を見学する「境漁港見学ツアー」▽鳥取砂丘では「らくだに乗って写真撮影」など地域性に深く触れる企画が行われる。

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