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坊っちゃん劇場、来年は道後温泉を舞台に物語

本館建築120年を記念 今年は「げんない」

愛媛県東温市の「坊っちゃん劇場」は2006年にオープンした地元密着型劇場。愛媛や四国ゆかりの人物や伝説をテーマにしたミュージカル作品を1年がかりで上演している。

現在は第8作「奇想天外げんない」を上演しているが、来年度公演「ミュージカル道後温泉物語(仮題)」に早くも注目が集まる。道後温泉本館が来年建築120年を迎えるにあたり、急きょ公演が決まったもので、愛媛が誇る名所の節目の年に演劇で彩りを添える。

劇作家、演出家のジェームス三木さんが作・作詞を担当。三木さんは同劇場の名誉館長も務めており、開館第1作となった「坊っちゃん!」も手掛けた。

物語は「あれは道後湯之町の希望の灯ぞな」をサブタイトルに、道後温泉本館を中心に松山道後の気概と未来を描く壮大な作品になる予定だ。演出はわらび座の栗城宏さんが担当する。

坊っちゃん劇場

来年の作品ポスター

上演時間は120分。期間は4月11日を皮切りに8月下旬までの予定。料金は全席指定で一般3800円(前売3500円)。

劇場観劇料と松山からの往復タクシーをセットにしたプランも設定。松山観光港、松山空港、JR松山駅、松山市駅、道後温泉と劇場を結ぶ。料金は大人5300円、中学生以下4500円。

現在上演中の「奇想天外げんない」は讃岐・高松藩出身の江戸時代中期の博物学者、発明家・平賀源内が主人公。日本のレオナルド・ダ・ヴィンチと称せられた源内を中心に、摩訶不思議な奇想天外ショーが繰り広げられる。期間は来年3月中旬まで。

問い合わせは、同劇場 電話089―955―1174。

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