観光業界専門紙「トラベルニュースat」おすすめ国内魅力再発見の旅

入館500万人突破 福井県立恐竜博物館の人気加速/勝山

展示企画充実 カマラサウルスも登場

勝山市の県立恐竜博物館は国内最大級の恐竜のミュージアム。福井観光の大きな目玉として存在感を確立している。3月には2000年の開館以来の入館者が500万人を突破。人気はとどまることを知らない。

同博物館では40体以上の恐竜骨格など1千を超える標本、大型復元ジオラマ、映像などで恐竜時代のダイナミックな世界観を伝えている。様々な企画展示も人気を集め、子どもから大人まで年間約50万人が訪れている。

福井県立恐竜博物館

福井県立恐竜博物館内では映像も駆使。
施設と展示の充実が人気の裏付け

昨年12月、今年1月には単月での入館者記録を更新。数年がかりで進めてきたカマラサウルスの全長15メートルもの全身骨格組み上げの完成に向けたイベントが奏功した。全身骨格は国内最大の大きさで化石のクリーニングから組み立てまでを行ってきた。現在、常設展示されており、骨格の9割が実物の骨化石という歴史の神秘と圧倒的な迫力を間近で体感できる。

入館者500万人は3月27日に達成。オープンから12年8カ月の達成で、400万人から756日で100万人を積み上げたことになり、入館者の増加ペースは年を追うごとに増している。達成当日は記念セレモニーが盛大に行われた。

今年度の特別展は「発掘!発見!1億年の時を越えて―福井県恐竜化石発掘25年記念」を7月12日―10月14日に開催予定。25年におよぶ国内外での恐竜化石発掘調査の成果などを展示する。

北陸福井 旅のおすすめサイト

購読申し込み
夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ