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湯の曲輪起点にそぞろ歩き/山代

古総湯や九谷焼に触れる

山代温泉の「湯の曲輪(ゆのがわ)」には温泉地としての原風景が今も残っていて、そぞろ歩きが楽しめる雰囲気を醸し出している。

江戸時代の温泉場は共同浴場を中心にまちが造られ、共同浴場の周りに温泉宿が立ち並んでいた。湯治客は共同浴場に通ったり、自然の中を散策しながら長逗留したといわれる。

同温泉の湯の曲輪には明治期の雰囲気を味わって入浴しながら山代温泉の歴史や文化が体験できる「古総湯」、吹き抜けの天井に大きな天窓があり、壁面を地元九谷焼作家による手描きタイルが彩る「総湯」がある。

古総湯と総湯

古総湯と総湯

この2つが共同浴場で、近くには紅殻格子が印象的な「はづちを楽堂」、若手工芸作家の作品展示や販売を行う「九谷焼体験ギャラリーCOCO」、北大路魯山人が若かりしころ逗留した「魯山人寓居跡いろは草庵」、九谷焼では現在最古の登り窯がある「九谷焼窯跡展示館」がある。

はづちを楽堂

はづちを楽堂

魯山人寓居跡いろは草庵

魯山人寓居跡いろは草庵

山代温泉に早めに入って、湯の曲輪をベースに温泉街を楽しみたい。

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