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コース充実・森林セラピー 昨年は1500人が体験/智頭

オプション、法人旅行に活用

町面積の9割以上を森林が占める鳥取県智頭町は森を生かした様々な取り組みを行っている。中心となる「森林セラピー」はオープン2年目の2012年、約1500人が体験した。

智頭町の森林セラピーロードは4コース。メーンは、鳥取砂丘を形成した千代川の上流部の芦津セラピーロードだ。トロッコ鉄道跡の緩やかな勾配の道を歩く中国自然歩道コース(2.3キロ)、土木学会の土木遺産に選ばれた三滝ダムとダム湖をめぐる三滝ダム周辺コース(1.3キロ)、最深部の芦津源流コース(2.0キロ)からなる。天然杉の針葉樹、広葉樹の混交林で免疫機能を高めるフィトンチッドが分泌される森林浴効果の高い森とされる。

町中心部の智頭宿の裏山には、杉と桧が美しいこもれびの森コース(2.0キロ)も設定。

森林セラピー

森の静寂さが心身を癒す

最近では、オプショナルツアーや法人向け旅行素材として利用されているほか、町では企業研修やメンタルヘルスの場としても活用を勧めている。体験料金は、一度に6人まで案内できるセラピーガイド1人につき半日8千円、1日1万3千円。智頭の特産を生かした手づくりのセラピー弁当(1個800円)などを付けることもできる。

セラピーとともにおすすめ体験が民泊。現在30軒あまりの民家が受け入れており、温かいもてなしにリピーターも少なくない。農業や林業など体験観光も。1泊2食で大人6800円、子ども4千円。

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