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京都・岡崎十石舟 夜桜も新緑も見せ場十分

桜の琵琶湖疏水を行く ライトアップやガイドウオークも

京都府旅行業協同組合(京旅協)や京都市でつくる岡崎桜回廊十石舟めぐり実行委員会は、今年も3月27日から5月6日まで「岡崎桜回廊ライトアップ&十石舟めぐり」を行う。

2003年から毎年実施し、今では京都・岡崎の春の風物詩と言えるまでに定着した十石舟めぐり。南禅寺船溜り乗船場から夷川ダムまでの琵琶湖疎水を往復3キロ、桜や新緑を見ながら約25分の船旅を楽しむ。

運航は9時30分―16時30分で、15分ごとに出発する。料金は大人1千円、小人500円、幼児300円。雷注意報発令時など気象状況によって運休する場合がある。

十石舟めぐり

琵琶湖疏水を行く十石舟。
平安神宮の大鳥居に桜が映える

また今年から「桜回廊ライトアップ」を名称に入れ、疎水沿いの桜と花回廊をライトアップする夜の見せ場も強調。夜間運航時の乗船客増加を促す。ライトアップは4月13日までの18時―21時30分。

ライトアップに加えて3月29、30日の2日間には、京都市美術館前で初めてプロジェクト・マッピングを行い、岡崎周辺ではイベントを開き、岡崎の魅力をアピールする。

京旅協では「桜が満開の時期はもちろん、新緑が美しい十石舟めぐりもぜひ楽しんでほしい」と、桜の花が散った後の乗船も呼びかけている。

十石舟めぐりと周辺散策をセットにした「ガイドとまわる十石舟乗船と南禅寺・哲学の道ウオーク」は、石川五右衛門の「絶景かな」で知られる名刹・南禅寺から桜並木が美しい哲学の道を歩き、銀閣寺へ向かう約4キロの行程。

所要時間は約2時間。十石舟運航期間中の10、13、14時に実施する。料金は乗船料込で大人2900円、小学生1500円。2人から催行し1回8人まで。5日前までに要予約。

問い合わせや団体予約については、京都府旅行業協同組合 電話075―321―7696へ。

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