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姫路市内6地域の"足跡"マップ「よってくだん」

歴史散策を提案 スマホアプリも登場

官兵衛と姫路。関係の深さは歴史上にも明らかだが、この地を歩いてこそ官兵衛とその物語への理解も深まるはずだ。そんな「官兵衛観光」に役立つのが、まち案内マップ「よってくだん(ください) ひめじ 黒田官兵衛ゆかりの地めぐり」。ドラマ放映を機に官兵衛ゆかりの市内6地域のモデルコースが新たに登場、歴史散策を提案している。

「よってくだん」は姫路観光コンベンションビューローと市民らが協働で作成。これまでも16種類あったが、今回はひめじ官兵衛プロジェクト推進協議会と共同で、観光客はもちろん市民にも地域の魅力を知ってもらおうと「官兵衛版」を企画した。

マップが作られた6地域は官兵衛との関係が色濃い。広峯は祖父、重隆が目薬を売って黒田家飛躍の礎を築いた廣峯神社があり、妻鹿には官兵衛の居城・国府山城があった。御着は御着城で小寺家に仕えた地で、書写は秀吉が本陣を置いた書写山圓教寺が大看板。官兵衛が毛利水軍を破った英賀、戦で官兵衛の勇名が轟いた青山と、いずれも官兵衛を語る上で欠かせない地だ。各コース1―2時間の所要時間で、町並み散策に最適なボリュームになっている。

よってくだん

各コース1-2時間の散策をマップで提案

マップは、JR姫路駅の観光案内所や「官兵衛観光タクシー」、大河ドラマ館などで無料配布している。また、これに合わせ、スマホ用アプリ「ひめじの官兵衛」も登場させた。各コースに設定したポイントを巡れば景品をもらえるなどのスタンプラリー形式。クイズ機能も盛り込んでおり官兵衛観光に厚みをもたらしてくれそうだ。

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