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官兵衛・秀吉時代の遺構、姫路城内に点在

往時を物語る風景

姫路城には現在も官兵衛・秀吉時代の遺構がある。

「上山里下段石垣」は秀吉が三層の天守を持つ姫路城築城の際、官兵衛が普請に関わったとされている。野面積みの石垣が上山里下段、菱の門東側などに残る。

石垣

野面積みの石垣

「にの門」櫓に十字紋の鬼瓦があり、キリシタンだった官兵衛由来のものと考えられている。「十文字瓦」と呼ばれる。

鬼瓦

「にの門」櫓にある十字紋の鬼瓦

「ほの門」の内側にある「油壁」は、秀吉築城時の名残とされる。姫路城の美しさを作り出す白壁のほとんどが白漆喰だが、「ほの門」の内側だけ粘土に豆砂利を混ぜ、米のとぎ汁で固めたものと伝わる。

老婆が石臼を寄進したことで石が集まり、石垣が完成したという伝説の「姥ヶ石」などもある。

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