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蚕都・綾部に観光拠点「グンゼスクエア」誕生

特産館と博物苑、バラ園が集結

綾部市は明治時代以降、養蚕・生糸業を中心に発展したかつての「蚕都」。繊維メーカー大手・グンゼの発祥地として知られ、JR綾部駅近くの綾部本社横には博物苑、バラ園に加え、5月に特産館がオープンし、市の観光拠点「あやべグンゼスクエア」を形成している。

あやべグンゼスクエアは京都府北部の「海の京都」構想における綾部市の戦略拠点に位置付けられている。この場所から繊維のまちとしての綾部観光の魅力を発信していく。

「あやべ特産館」は地元産の特産品、新鮮野菜、加工品を取りそろえた販売所。綾部の旬はここで手に入る。特産の綾部茶にこだわったカフェでは玉露や煎茶をスイーツとともに味わえ、観光情報ステーションも兼ね備える。

「グンゼ博物苑」は繊維のミュージアム。かつての繭蔵を活用し、グンゼ創業以来の歴史を紹介する「歴史蔵」、繊維製品の変遷を伝える「ファッション蔵」、同社の最新技術に触れる「新機能蔵」、グンゼの今と昔を解説する「今昔蔵」で構成され、繊維の歴史を学べる。入場料は無料。

「綾部バラ園」は造成から苗の植栽まで市民の手づくりによる憩いの場。シンボルである「アンネのバラ」など120種1200本のバラが5月下旬から約3週間と10月下旬から約2週間に開花の旬を迎える。

あやべグンゼスクエア

あやべグンゼスクエアのバラ園

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