観光業界専門紙「トラベルニュースat」おすすめ国内魅力再発見の旅

百歳食、海力めし、いわみ八宝 食のみやこ鳥取アピール

ここだけの味わいをここだけのメニューで

鳥取県各地で食メニューの開発が盛んに行われている。旅行会社に送客手数料を設けるなど、食のみやこ鳥取の魅力を発信している。

大山周辺の海山の幸を生かし健康と長寿を願った「大山百歳食」。食文化研究家の監修のもと、胡麻、豆、魚、梅、ニンジン、茶の6種の食材をベースに大山でとれた旬の食材を大山寺周辺の旅館が創意工夫を凝らした。料金は1500―5250円。要予約。

県中部の琴浦町や湯梨浜町の飲食店で昼食プラン「日本海席料理」が設定されている。魚の一番美味い食べ方を知る店主らのこだわりの逸品。琴浦町の海、みなとガーデン、石見会館、湯梨浜町の海晴館の4施設で食べられる。収容は40―80人で、一部は大型バスの受け入れも可能。料金は1500円で、旅行会社には手数料を用意している。

鳥取市賀露町では、鳥取の海の幸を四季折々に楽しめる海鮮丼「四季の海力めし」。港に水揚げされたばかりの新鮮な食材を存分に生かし、盛りだくさんな見た目は迫力がある。3―5月の春は「猛者(モサ)エビの海力めし」、6―8月の夏は「岩ガキと白イカの海力めし」、9―10月の秋は「鯵(アジ)と白ハタの海力めし」、11―12月の冬は「子持ちガニの海力めし」。料金はメニューや品数によって異なり、1470―2730円。

岩美町では「いわみ八宝(はっぽう)」を売り出す。(1)松葉ガニ(2)白イカ(3)もさエビ(4)赤がれい(5)岩がき・夏輝(6)ばばちゃん(7)マコモタケ(8)新雪梨を前面に、町内の旅館や飲食店がメニューを開発。3年前に世界認定された山陰海岸ジオパークの魅力を付加するジオグルメとしてもアピールしている。岩井温泉の旅館をはじめ町内約30の飲食店や民宿などで提供されている。

いわみ八宝

いわみ八宝を使った創作メニュー

問い合わせは、鳥取県観光連盟 電話0857―39―2111。

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