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栃の実で健康に―胃病抑制へ特許 お菓子の壽城/米子

銘菓「とち餅」にそんな効果が

米子市の「お菓子の壽城」は米子城を模した城郭型店舗が一際目を引くが、城内には銘菓がぎっしり。4月25日には開業21周年を迎えた、山陰旅行立ち寄りの定番だ。

創業以来、代表銘菓として存在感を確立している「とち餅」。地元産もち米と栃の実を蒸し、杵でつきあげ、とろりとしたこしあんを内包したこだわりの逸品だ。柔らかい食感と懐かしい風味に魅せられた多くのファンを持つ。8個入りは870円。

和菓子だけでなく洋菓子も充実。なかでも「抹茶フォンデュ」は抹茶の苦味とカスタードのほどよい甘みが融合した2層のクリームが魅力の同店を代表する洋菓子だ。その実力はモンドセレクション金賞を今年も含め4年連続で受賞していることでも証明済み。直径10センチで1840円。

ところで、この「とち餅」や「栃の実茶」で使用している栃の実。実は健康に有用だという。栃の実に含まれているポリフェノールは、胃の病気に関係すると言われる細菌の胃への接着を抑制する効果を持つそうで、同店を運営する寿製菓は昨年11月にこのポリフェノールを「ヘリコバクター・ピロリ接着抑制剤」として特許を取得。胃炎や胃ガン予防に手軽にとれる素材としてアピールしていく。

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