観光客魅了する多彩な魅力（1）　温泉と眺望

「おんせん県」の実力をここに知る

源泉数、湧出量ともに日本一を誇り、また世界にある11種類の泉質のうち10種類もの泉質の温泉に入浴できる大分県は「おんせん県」を標ぼう。全国におんせん県を前面に出したアピールを行っている。

やまなみハイウェイ沿いにも多くの温泉が点在している。

まずスタートは別府八湯で知られる別府温泉から。別府といえば地獄めぐりで知られるが、共同浴場が１００もあり、共同浴場めぐりがお勧め。個性豊かなまち歩きを楽しめる「別府八湯ウォーク」もある。

別府を離れてやまなみエリアに入ると由布院温泉、塚原温泉、湯平温泉、九重夢温泉郷などが点在。なかでも九重夢温泉郷は筌（うけ）の口、馬子草、長者原、寒の地獄、湯坪、筋湯、龍門、宝泉寺など個性派ぞろい。

寒の地獄温泉は摂氏14度の冷泉が湧き出る冷泉。長者原温泉には九州で最も高い場所に泉源を持つ星生（ほっしょう）温泉などがある。筋湯温泉も１千メートルの高地にあり、約２メートルの高さから湯が落ちる「日本一のうたせ湯」で有名。温泉郷には入らないが法華院温泉は登山客でないと行けない温泉で、温泉マニアと登山客に支持されている。

温泉の次は眺望がいいポイントを紹介していこう。由布院を見下ろせて、由布院が山に囲まれた盆地であることがよくわかるのが狭霧台。蛇越展望台は大蛇伝説から蛇越峠と名付けられた峠にある展望台で、由布院盆地に広がる朝霧を見下ろせる絶景ポイント。朝日台は高原を一望できるスポットで昭和天皇も訪れている。レストハウスがあり、高原牛乳や名水コーヒーなどが味わえる。

眺望といえば九重夢大吊橋ははずせない。長さ３９０メートル、高さ１７３メートルの日本一の吊橋で、日本の滝百選に選ばれた振動の滝を見ることができる。２００６年10月のオープン後、翌年４月には１００万人、13年10月には８００万人の入場数を記録している。

やまなみハイウェイ大分 旅のおすすめサイト

• おんせん県おおいたデスティネーションキャンペーン【大分県】
• 九観どっとねっと【九州】