温泉王国VSおんせん県（2）　大分・源泉数と湧出量日本一

県内にそろう世界中の泉質

「日本一のおんせん県おおいた」は、温泉の源泉数、湧出量が日本一というだけでなく、世界中にある温泉地の泉質がほぼそろっている、世界屈指の温泉地。

高原の湯や冷泉、炭酸泉など地域によって様々なジャンルの温泉や入浴スタイルが楽しめる。大地から湧き出す温泉は泉質だけでなく、お湯の色も豊かで白濁色や茶褐色、ブルーなど色鮮やか。自然が生み出す天然色を楽しめるのも大分県ならではの魅力だろう。

やまなみハイウェイ沿いを代表する温泉といえば、まずスタート地点の別府温泉。明礬温泉や鉄輪温泉など別府八湯で有名だ。泉質の異なる２つの温泉に入り、それぞれの効能の相乗効果が期待できるのが「機能温泉浴」。８種類の泉質がそろう別府では、美肌やリラックス効果などの組み合わせで、温泉の恵みを得ることができる。

続いては由布院温泉。いわずと知れた人気温泉地で、由布岳を望み田園風景の中でゆったりとした時間を過ごすことができる。

さらに進むと筋湯温泉や寒の地獄温泉、長者原温泉など12の温泉地がある九重夢温泉郷。寒の地獄温泉は標高１１００メートルの高地に湧く13―14度の冷泉。皮膚病や神経痛に効果があるといわれている。壁湯温泉は岩の奥から洞窟内に源泉が湧き出ており、39度のぬるめの温泉で、長く浸かっても湯疲れしない。筋湯温泉のうたせ湯は１０００年の歴史を持つ。男女合わせて36本、約３メートルの高さから湯が落ち「筋肉をほぐす湯」として知られる。

各温泉地には「景色と一緒に楽しむ温泉」「色つきの温泉」「貸切湯」「手湯・足湯」などジャンルによって楽しめる個性派ぞろい。ひとつの温泉地でゆっくりするか、複数の温泉をめぐるのか選択肢が多いのが大分県の温泉だ。

やまなみハイウェイ熊本大分 旅のおすすめサイト

• おんせん県おおいた観光情報公式サイト【大分県】
• ふろモ課【熊本県】
• 九観どっとねっと【九州】