安来観光に新名物　「縁結びいちご」をブランド化(2)

イチゴスイーツ充実　生食は５月末まで

また、出雲大社と並び県外女性客が数多く訪れる松江市の八重垣神社にイチゴを奉納したり、安来市の近藤宏樹市長に表敬プレゼントに訪れるなど話題づくりにも取り組んでいる。

さらに、市内の和洋菓子店や食品メーカーも「縁結びいちご」のブランド化を後押しする。安来のいちごアイス、紅ほっぺ苺ジャム、いちご桜餅、ショートケーキなどを商品化。一部はイチゴの収穫期以外でも購入できるため通年で安来のイチゴをアピールできる。２月下旬には、いちご女子会も関わり、清水寺の名物・羊羹とイチゴのコラボ商品や、イチゴのピューレが入った安来バーガーなどの新商品を発表し、イチゴ関連商品のラインナップをさらに充実させている。

いちご女子会では今後、市内に墓があると伝わる古事記のイザナミにちなみ心やすき安来にイチゴを植えたというストーリーや、イチゴの効果、イチゴ関連店の案内などを掲載したパンフレットを作成、県外に向けたイチゴのＰＲにも本格的に乗り出す。

いちご女子会のメンバーで観光協会職員の作野宏美さんは「イチゴの生食は５月末までなので、各月15日をイチゴの日として誘客促進のイベントを展開したいですね。出雲観光の時は安来にイチゴを食べにきてください」。

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