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福井市-戦国ロマン彩る桜 春はふくい春まつり

春まつりは戦国武将らがかっ歩

福井県側の街道の起点、福井市。街道沿いで最大の都市であり、山あり海あり歴史ありと魅力ももちろん豊富だ。

なかでも歴史は福井市観光を語る上では欠かせない。戦国時代、朝倉氏や柴田勝家が駆け抜け、戦国の舞台のひとつとなった。市中心部の福井城址は水をたたえた雄大な濠と石垣が往時の威容を感じさせる。同地にあった勝家の居城・北ノ庄城の遺構はないが、勝家と妻・お市を祀る柴田神社でその歴史を感じたい。勝家、お市、浅井三姉妹の像には大河ドラマが終わった今も多くの人が引き寄せられる。

その歴史を顕彰する「ふくい春まつり」。毎年4月1―30日、日本さくら名所100選のひとつ足羽川、福井城址下の夜桜ライトアップや食のイベントなど多彩な催しで賑わう。

メーンはゆかりの戦国武将と姫が城下町を練り歩く「越前時代行列」。今年は4月18日、柴田勝家役をタレントのつるの剛士さん、お市役をモデルの鹿沼憂妃さんが務め、甲冑武者らと城下町を歴史絵巻に包み込む。

越前時代行列

ふくい春まつりのメーンは
越前時代行列

もうひとつの歴史スポットが「一乗谷朝倉氏遺跡」。携帯電話のCMで一躍有名になった史跡は、朝倉氏の城下町の町並みがほぼ完全な姿で発掘されたもので、独特の静寂と神秘性に満ちている。春の桜も見どころ。

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