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「花かけ参拝」を再現 聖地・花の窟でプラン

日本最古の神社で古来の参拝を

熊野市の花の窟は、神々の母・イザナミノミコトの御陵で、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部。花の窟神社は古来から神殿がなく、高さ約45メートルの巨岩が御神体とされてきた。日本書記にも記されている日本最古の神社と言われるほどの歴史を持ち、古来から今に至るまで多くの参拝者が訪れる、いわば聖地としての存在感は今も健在だ。

花の窟神社

日本最古の神社と言われる
「花の窟神社」で参拝

花の窟神社では、日本書記に「花の時には花を以って祭る」と記されたように、季節の花を供え飾ってイザナミノミコトを祀ったという歴史が残る。

観光販売システムズでは、この古来の参拝方法を再現した「花かけ参拝」プランを設定しており、参拝に加えて隣接する観光交流施設「お綱茶屋」で古代米「イザナミ米」を使った団子を味わう。お綱茶屋では熊野の特産品販売や地元の食が味わえるほか、花の窟の歴史を紹介している。

料金は300円で、10人から対応する。プランの詳細は、観光販売システムズ 電話052―589―0160へ。

お綱茶屋

お綱茶屋は花の窟神社に隣接

花の窟では毎年2月2日と10月2日に例大祭が開かれる。約170メートルもの綱を御神体の巨岩上部から境内南隅の松の御神木にわたす「お綱掛け神事」は古くから行われており、三重県の無形文化財にも指定されている。

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