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お祝いするなら湯原温泉に 池田・旅館組合新理事長に聞く

先に行われた総会で湯原町旅館協同組合の新理事長に選出された池田博昭さん(湯原国際観光ホテル菊之湯)にこれからの旅館組合の取り組みについて聞いた。

地域活性化へ情報発信強化

湯原温泉は温泉地ですから、これまで以上に温泉を核にして地域の活性化を図りたく思っています。湯原温泉の象徴である露天風呂「砂湯」を「西の横綱」として認定いただいた旅行作家の野口冬人さんには、「よそもん」の視点から湯原温泉のすばらしさを教えていただきました。

野口さんから教えていただいたことを地域の人たちと共に私たち湯原で旅館を経営する者で、シンポジウムを開くなどして行動を起こし、魅力を広く伝えていこうと思います。

池田博昭さん

池田・湯原町旅館協同組合理事長

またここ数年、温泉旅館に宿泊されるお客様の傾向として、3世代や熟年旅行などで記念日や思い出づくりなどを目的にされるケースが増えています。

そこで旅館組合全体で「お祝いをするのなら湯原温泉」を前面に出したアピールを行い、お祝いムードがある温泉地づくりを目指す考えです。料理もお客様と相談し、お祝いするのにふさわしい内容を提供していこうと思っています。

現在、酒の升やフォトフレームのプレゼント、温泉街に横断幕を設けて、お祝いムードを高める取り組みを行う方針です。

7月からJRの「晴れの国おかやまデスティネーションキャンペーン」のプレキャンペーンが始まっています。来年4月には本キャンペーンが始まりますので、今回を機に湯原温泉の新たな魅力の情報発信をしていきます。

旅行会社の皆さまには多くのお客様をお送りいただきますようお願いいたします。

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