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紀勢道、すさみへ延伸開通 南紀へアクセス向上

周遊の不便性解消 南紀が近くに

この夏、南紀へのアクセスが格段に向上した。近畿自動車道紀勢線の一部である紀勢自動車道の南紀田辺IC(田辺市)―すさみ南IC(すさみ町)間約38キロが8月30日に開通。大阪方面から白浜、那智勝浦や串本などへのアクセスが便利になり、南紀観光の幅が広がった。

今回はまず、7月12日に南紀田辺IC―南紀白浜IC(白浜町)約14キロが開通。続いて、すさみ南ICまでが開通したことで、三重県側の路線である勢和多気JCT(多気町)―尾鷲北IC(尾鷲市)とあわせて紀勢自動車道として全通したことになる。

今回の開通区間は国土交通省管轄となり、通行は無料。区間内には上富田、南紀白浜、日置川、すさみ、すさみ南各ICが設置された。

近畿道紀勢線は大阪府松原市から紀伊半島沿岸を走り、三重県多気町へ至る約335キロ。これまで南紀方面へは高速道の整備が懸案事項で、周遊の不便性が指摘されていたが、今回の開通で大阪・和歌山市方面から白浜温泉へも南紀白浜ICからすぐに、串本、那智勝浦への所要時間も約30分短縮され、観光誘客に大きくつながるものとして、地元観光関係者の期待も高まっている。

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