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「真田丸」で盛り上がる 九度山町は幸村ゆかりの地

大河ドラマ展やイベント展開

来年の大河ドラマは「真田丸」。堺雅人さん演じる主役の真田幸村は九度山町ゆかりの人物ということもあり、県をあげて観光誘客を展開する。紀北を中心に来年も和歌山県が盛り上がる一年になる。

ドラマの主役、真田幸村(信繁)は戦国末期、関ヶ原の戦いで豊臣方についたことから、父・昌幸とともに高野山から九度山に幽閉。隠棲生活で訓練を重ねながら再起を待ち、この地から大坂冬の陣へ飛び込んでいった。

この地には今も幸村ゆかりのスポットが点在。高野山・蓮華定院は、徳川家康から命じられ最初に蟄居した地。境内には真田家の家紋「六文銭」が各所に見られるなど真田家と縁が深く、幸村の書状や剣など寺宝も多い。

九度山町の善名称院は、昌幸・幸村親子が九度山で再起を待った庵。真田庵とも呼ばれ、真田地主大権現や与謝蕪村が幸村について詠んだ句碑、真田家に関する資料などを展示する真田宝物資料館などがある。

県や県観光連盟、紀北各市町などはこの機運を生かそうと「大河ドラマ『真田丸』・戦国わかやま誘客キャンペーン推進協議会」を発足。来年年明け早々には九度山町に「九度山・真田ミュージアム」を開設し、大河ドラマ展を開く。出演者のパネルやドラマで着用した衣装、小道具等を展示しドラマの世界観と幸村の人物像に迫る。

そのほかスタンプラリーやウオークイベントなど観光誘客イベントを展開する予定で、真田家ゆかりの地・紀北の魅力を体感してもらう考えだ。

また、大河ドラマ「真田丸」くどやま推進協議会は、全国から公募した作品のなかからPRキャラクター「ゆきむらさま」を採用。今後、観光PRやグッズなど様々な場面で活躍していくという。

ゆきむらさま

PRキャラクター「ゆきむらさま」

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