観光業界専門紙「トラベルニュースat」おすすめ国内魅力再発見の旅

6月末まで岡山DC、観光列車が続々デビュー(1)

懐かしく新しい旅の提案 津山線「みまさかノスタルジー」

岡山DCに伴い続々とデビューした観光列車。岡山駅発着で、山陽新幹線と接続もいい。晴れの国を列車でめぐろう。

津山線・岡山―津山間を走るのは「みまさかノスタルジー」。既存のキハ47形気動車を昭和30―40年代のイメージで改装した。外観は朱色とクリーム色のツートンカラー、車内も国鉄時代に標準だった青色のモケット(カバー)にしたボックスシート、その窓下には瓶ジュースを開ける栓抜きも復刻した。瓶ジュースの自販機を岡山駅と津山駅に設けるこだわりぶり。

車内には「鉄道唱歌」のメロディが流れ、津山線にまつわる歴史や沿線の観光情報なども紹介。旭川などのビュースポットでは徐行運転し、車窓風景を楽しめる。復刻制服を着た名誉車掌長が乗車し、記念乗車証や記念撮影など旅を演出。6月26日までの土日に1日2往復する。

みまさかノスタルジー

みまさかノスタルジー

津山では、4月にリニューアルオープンした「津山まなびの鉄道館」へ。日本第2位の規模を誇る扇形機関車庫には、唯一現存するDE50などが展示されている。

津山まなびの鉄道館

津山まなびの鉄道館

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