観光業界専門紙「トラベルニュースat」おすすめ国内魅力再発見の旅

湖上で感じる母なる湖 琵琶湖汽船、多彩なクルーズ

縦走クルーズ「ぐるっとびわ湖島めぐり」

琵琶湖周航は現在、湖上観光の雄、琵琶湖汽船が実現している。陸とは異なる美しい景観が見られる定番から季節便、団体企画まで多彩なクルーズを設定。湖の清澄な風を体に感じながら、日本最大の湖の旅に繰り出そう。

「ぐるっとびわ湖島めぐり」は8時間かけて琵琶湖を行く唯一の縦走クルーズ。9時30分に大津港を出港して、近江八景「堅田の落雁」で知られる浮御堂、びわこ大橋を通過し、沖島に上陸する。日本唯一の淡水湖に浮かぶ有人島で懐かしい日本の風景と、地元食材を使った弁当を楽しむ。西国三十三カ所霊場・宝厳寺など名所を有する竹生島、島内の大半が見塔寺境内という多景島にも上陸するなどして大津港へ戻ってくる。クルーズ案内人が同乗してくれるので長旅も安心だ。

今年は5月13日から運航。料金は全行程のぐるっとコースが大人8950円。昼食付き。竹生島から今津、長浜へ向かう北行きコースなどもある。

琵琶湖汽船

クルーズ船から多景島を望む。
「びわ湖島めぐり」では上陸する

定番のミシガンクルーズは80分、60分、夜間の3コース。4階建て構造のエンターテインメント船で華やかなクルーズが楽しめる。高速船で気軽に行く湖南航路や竹生島へのクルーズも定番企画。

そのほか、冬の「雪見船クルーズ」や「びわ湖日本遺産クルーズ」など季節企画も豊富に設定。ウエディングや団体貸切、学習旅行にも応じるなど様々な旅のシーンに対応する。

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