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待ち遠しい淡路島の初夏(1) 「ハモ」見参

15/05/20

今春、花博が開かれ、例年以上に盛り上がっている兵庫県淡路島観光。春から季節が移り替わるといよいよ夏がやってくる。その主役はやはりハモ。淡路島の初夏の風物詩は京都や大阪で昔から珍重されてきたように、その上質さは折り紙つきだ。さっぱりとしながらも濃厚な味わいは、夏の喜びに満ちている。それを思えば、今からあの暑い夏さえ待ち遠しい―。

淡路島をまるごと味わう「ハモすき鍋」

淡路島のハモは6月から8月にかけてが旬。島の南、約4.6キロに浮かぶ沼島(ぬしま)の近海は柔らかい砂地と海底の速い潮流から新鮮な水が供給されるためエサが豊富で、ハモの良好な漁場として知られる。

ここで獲れるハモは皮が柔らかく、身がほどよく締まり、濃厚な甘みを持つ。それでいて白身のさっぱりとした口当たりが多くの人を魅了する。上品な味わいが特徴で骨も柔らかく、食感もハモ独特のほくほく感。暑い夏でも食欲をかきたててくれる逸品だ。

関西でハモと言えば夏の高級魚。関西の高級料亭でも「ハモなら沼島」といわれるほどで、価格もやはり、それなり。京都の祇園祭、大阪の天神祭という伝統の祭事でも欠かせない存在として名を馳せる。

料亭で食べるのもいいが、やっぱり現地で新鮮なものを味わいたいのが旅人の率直な願い。ハモはさまざまな調理法で楽しめるが、「これぞ淡路島」と言えるのが「ハモすき鍋」。

豊富な甘みから近年注目される淡路島産の玉ねぎと、ハモを一緒に煮込むという淡路島をまるごと味わってしまうぜいたくな逸品は、淡路島では昔から受け継がれてきた郷土料理。玉ねぎの甘みとアラの旨味が絡み合ったダシの中で炊かれたハモは旨味十分で、その食感と玉ねぎのコラボを存分に楽しみたい。玉ねぎの収穫もハモの旬と重なっており、鮮度も抜群というおまけつき。

そのほか、ハモを炙り、旨味を中に閉じ込めた「焼霜造り」は皮はパリッと、身は刺身のような食感が魅力。熟練の料理人の技でハモを生で味わう「薄造り」も欠かせない。

洲本温泉の「淡路インターナショナルホテル ザ・サンプラザ」では、これらの料理を例年各種プランで提供。ハモすき鍋や焼霜造りを軸に、揚げ、蒸し、鍋の後の雑炊などフルコースで沼島のハモを骨の髄まで楽しめる。

淡路インターナショナルホテルザ・サンプラザ

ザ・サンプラザで味わえるハモ料理。
ハモすき鍋、焼霜造りが食欲をそそる

同館では「特に淡路島産玉ねぎと食べるハモは絶品です」とアピールしている。

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