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訪日外客、7月としては過去第2位を記録

日本政府観光局(JNTO)はこのほど、7月の出入国統計(推計値)をまとめた。訪日外客数は東日本大震災前の2010年同月比で3・8%減の84万5千人だった。

前月の6月に震災後初めて震災前の水準を上回ったが再び減少に転じた。しかし、7月としては10年7月に次いで過去2番目に多い訪日客数で、引き続き回復基調にある。

中国、台湾、タイ、インドネシア、ベトナムで7月としては過去最高を記録。なかでも中国は単月で初めて20万人台となり、震災直後の11年4月に次いで韓国を上回った。

一方、円高や放射能汚染に対する懸念から最大の訪日国である韓国や欧州の回復は遅れている。

7月の訪日外客を国・地域別にみると、最大は中国の20万4千人(10年7月比23・6%増)、次いで韓国の19万人(19・6%減)だった。中国は2割増、韓国は2割減と、訪日上位の両国で日本への旅行の回復に違いが大きい。

1―7月の訪日外客は前々年同期比3・7%減の489万4千人だった。

7月の出国日本人数は前年同月比8・8%増の159万5千人だった。

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