コラム

中小旅行会社の役割 観光流通インフラの再構築
現在、訪日外国人旅行者数は毎月のように過去最高値を突破しており、日本のインバウンド市場は絶好調だと言えます。しかし、その裏で日本の主要旅行業者による「訪日外国人旅行」の取扱額は、いまだ2019年を下回ったままなのはなぜなのでしょうか。 ...

“ない”づくしで時代に対応 三重県鳥羽市/吉田屋和光・吉田絹江さん
三重県鳥羽市、吉田屋 和光の吉田絹江と申します。 JKKでは、会務系副会長2期目を務めております。JKKには、かれこれ10年くらいになるでしょうか…会員数も増え、たくさんの仲間ができました。同業者の集まりは、参考になることがたくさんあ...

万博を海から、ホテルから見る
大阪・関西万国博覧会が開幕して早くも2カ月。入場者数は累計で約800万人、入場券の販売枚数は約1200万枚といい、損益分岐点の1840万枚に、もう一息というところだ。入場者数も1日で16万人という日も出てきており、夏休みに入ると、さらにぐん...

生成AIにできない雑談の創造力
生成AIが業務や日常生活に浸透し始めています。会議の議事録も、AIが文字起こしまで行ってくれるようになりました。 大学では生成AIを活用してレポートを作成する学生が増えています。プロのライターが書いたのではないかと思うほど完成度の高い...

「ぼやき」や「ぐち」に同調する人
周囲を見渡してください。酒宴の席で。喫煙所で。人の集まる場所でぐちを言う人と、それに盛り上がる人たち。同調し合って、お互いに傷をなめ合う。はたで見ていてとてもかわいそうな気分になってきませんか?こういう人たちは必ず損をします。 傷をな...

アルベルゴディフーゾ 観光まちづくりの新たなキーに
日本国内でアルベルゴディフーゾ(分散型ホテル、地域丸ごとホテル)が急増している。アルベルゴディフーゾはイタリア発祥の空き家対策であり、観光まちづくりとして大いに成果をあげた手法である。 月24日、宮城県蔵王町の別荘地にあるガイアリゾ...

講釈師が語る黒雲の辰その一 正直者の信兵衛、江戸に向かう
時は享保の五年、処は大和国添下郡、真木坂より一里半程隔った所に黒木村、此処は江戸の小石川鷹匠町にお屋敷を構えておいでになる旗本、黒木大和守のご領地。誠に気の良いお殿様で、日照り続きの不作の年には無理に年貢を取らず自らの屋財家財で売り食いをす...

お客様から教わった「おもてなし」
「おもてなし」と言えば、お客様に対して心のこもったサービスを提供することで、「おもてなし」「サービス」「ホスピタリティ」には、どんな違いがあるの? この辺りがつねに議論されるところです。 サービス介助士教習の中でも、まず「ホスピタリテ...

口コミと新入社員 好奇心や向上心を養おう
飲食業界も移り変わりが大きく、新しい店舗ができては消え、流行りのものもすぐに新しいものへと変わる時代です。利用する私たちもインターネットを頼ってお店を探したり、話題のお店を知ると、まずはインターネットで検索してみることが当たり前になっていま...

フェリーによる日本海クルーズ
クルーズとは客船による洋上周遊旅行のことを指しますが、1980年代にバルト海で定期フェリーを利用して船旅を楽しむ需要が生まれて、クルーズフェリーと呼ばれるようになりました。このビジネスモデルは欧州各地にも飛び火して一大産業になっています。日...