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訪日客の旅行消費額は3082億円 10-12月期、43.4%増と飛躍

観光庁がこのほど発表した2013年10―12月期の訪日外国人旅行者の消費動向調査結果によると、訪日外国人全体の日本国内での旅行消費額は前年同期比43.4%増の3082億円だった。訪日外客数が同28.8%増の約263万人、1人あたり旅行中支出額が同11.3%増の11万7千円になったことで大幅な増加となった。

国別では1位が中国の635億円、2位が台湾の439億円、2位が韓国の337億円で米国、香港が続く。韓国を除く上位各国は軒並み大きく数字を伸ばし、上位5カ国・地域で消費額全体の64.2%を占める。

1人あたり旅行中支出額の増加は円安の影響で買い物代が増えたことが寄与。中国は同27.6%増の19万8千円で団体客の旅行中支出額の単価アップの影響が大きく、買い物代の購入単価も前年同期から4万9千円も増加した。やはり中国人観光客がもたらす経済効果は大きい。

訪日旅行の満足度は「たいへん満足」44.7%、「満足」46.4%、あわせて91.2%が満足感を示した。日本への再訪意向も「必ず来たい」57.1%、「来たい」35.0%で合計92.0%。満足度、再訪意向ともに回を追うごとに「たいへん」「必ず」の割合が増え好反応が強まってきた。

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