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今年の訪日外客数、1300万人を達成

今年の訪日外国人客数が12月22日、1300万人を突破した。成田空港に到着したインドネシアからの家族で達成。太田昭宏・国土交通大臣も参加して記念セレモニーが開かれた。JTBの旅行動向見込みによると2015年は1500万人突破も期待され、目標の2千万人に向け、飛躍の一年になる。

日本政府観光局(JNTO、松山良一理事長)が発表した11月時点での訪日外国人客数(推計値)累計は同28.2%増の1217万7千人で、1300万人達成は秒読みと思われていた。正式な年間累計数は1月21日に発表される。

11月の数値は前年同月比39.1%増の116万9千人と大幅増を記録。これまでの11月単月の過去最高だった昨年を32万9千人上回り、9カ月連続で100万人超え。好調の要因についてJNTOは、円安による割安感や消費税免税制度の拡充、大型クルーズ船寄港、紅葉の魅力発信が奏功したとみている。

市場別では主要18市場のうち英国、ロシアを除く16市場が11月単月の過去最高を記録した。中国は同103.6%増の20万7千人と倍増。北海道への新規就航などや円安、免税拡充効果が大きく、国慶節休暇の反動を抑え込んだ。韓国も同39.8%増の23万9千人と伸張。東アジア全体に加え東南アジア、北米、欧州も堅調に推移した。

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