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旅行消費額は82%増の1兆9億円 観光庁、訪日外国人旅行者の7-9月消費動向調査

観光庁がこのほど発表した2015年7―9月期の訪日外国人旅行者の消費動向調査結果によると、訪日外国人全体の旅行消費額は前年同期比81.8%増の1兆9億円だった。この期間の訪日外客数は同53.7%増の535万人と、単純に旅行者が増加したことが全体の額を押し上げた。1四半期で1兆円突破は初めてで、7期連続での過去最高値更新となった。

訪日外国人の日本国内での旅行中支出額の1人あたり平均は、18.3%増の18万7165円。観光庁は増加の要因として、1人あたり旅行支出の高い中国からの訪日外客数が同12.4%と増加したことを挙げている。中国の1人あたり旅行支出も同18.8%増加した。

国別では、1位が中国の4660億円、2位が韓国の445億円、3位が台湾の1389億円。以下、香港、米国、韓国と続き、上位5カ国で全体の80.9%を占める。中国は全体の46.6%で、全体のほぼ半分。訪日市場における存在感は日に日に増している。

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