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3市の温泉宿が「中伊勢温泉郷」協議会を設立/三重

三重県の津、伊賀、名張3市にある8軒の温泉宿が「中伊勢温泉郷観光推進協議会」を設立した。このほど津市の津アストで開いた設立総会で、会長にふよう荘の岡田泰典さんを選出した。

3市には名湯として知られる榊原温泉をはじめ多くの温泉があるが、県内他地域に比べて知名度の低さや観光資源の少なさといった課題があった。そこでそれぞれの個性を結集し「中伊勢」ブランドを確立、県内外にアピールする考えだ。

中伊勢温泉郷観光推進協議会

武将と忍者もアピール

今後は地ビールや鹿肉料理などをはじめ、産学連携による宿泊プランや温泉商品、共通入浴手形の開発などに取り組む。加盟温泉宿も順次拡大していく方針。

岡田会長は「中山間地域が抱える過疎化や獣害などの諸問題を共有し、観光につなげる新たなツーリズムも提案していきたい。観光推進と地域問題解決という二面性を備えた新たな広域連携温泉協議会の確立を目指します」と話している。

事務局は三重県旅館ホテル生活同業組合の中に置く。

現在の加盟する温泉宿は▽榊原温泉=湯元榊原館、旅館清少納言▽猪の倉温泉=ふよう荘▽火の谷温泉=美杉リゾート▽赤目温泉=対泉閣、山水園▽霧生温泉=メナード青山▽磨洞温泉=涼風荘

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