越後のミケランジェロ・石川雲蝶に魚沼で出会う

うまさぎっしり新潟食べ尽くし(11/11/04)

天才の華麗なる作品をめぐる

魚沼市で越後のミケランジェロと称される、彫工・石川雲蝶の作品を巡るツアーが人気だ。木彫りにとどまらず、石の彫刻や襖絵、漆喰にまで才能は及び、それら作品群を魚沼市を中心とするエリアの寺院で見ることができる。

魚沼市観光協会では11月12―20日まで、雲蝶の作品を巡るツアーを実施する。奥只見ネイチャーガイドの案内で雲蝶の作品群をめぐり、魚沼産コシヒカリを使った郷土料理を食べる。料金は大人5500円、子ども4500円。

雲蝶は1814年、江戸雑司が谷に生まれ、すでに彫刻師として知られた30代の前半、「よい酒と鑿(のみ)を終生与える」と請われて越後に移り住んだとされる。

永林寺本堂西側の位牌の間にある欄間には美しい「天女」の彫刻を見ることができる。雲中に天衣をはためかせるその姿は優美にして華麗なばかりか、天女の顔つきは当時雲蝶が愛した女性に似せたという説が残る。

そもそも永林寺で仕事をするきっかけは住職との賭け事に負けたからだという逸話もあり、天才雲蝶に人間的な魅力を加えている。

石川雲蝶天女
永林寺本堂の欄間に
ある雲蝶作「天女」

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