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日本籍クルーズ船 11年の国内寄港数は増加

12/03/02

日本外航客船協会(JOPA)はこのほど、会員クルーズ会社が運航する日本籍クルーズ客船4隻の国内港湾寄港回数が、2011年は前年より35回多い652回(5・7%増)だったと発表した。

調査の対象は飛鳥Ⅱ(郵船クルーズ)、にっぽん丸(商船三井客船)、ぱしふぃっくびいなす(日本クルーズ客船)、ふじ丸(日本チャータークルーズ)の4隻。東日本大震災と東京電力福島原発事故によるコースの変更や、飛鳥Ⅱとにっぽん丸の世界一周クルーズがあったにもかかわらず寄港回数は増加した。

JOPAでは増加の要因について、クルーズ会社や旅行会社が、定番クルーズに加え新規顧客の開拓を目的とした地方港発着クルーズを増やしていることをあげている。

寄港回数が最も多かったのは横浜港で前年比6回増の111回。9年連続でトップだった。以下、神戸港92回(13回増)、博多港28回(5回増)、名古屋港27回(2回増)、屋久島・宮之浦港22回(3回減)など。

沖縄クルーズの拠点港となる那覇港は10回増の16回、北海道クルーズの拠点港となる小樽港は前年同の14回、利尻島・沓形(くつがた)港は1回増の10回だった。

東京港は7回減の13回。寄港回数5回以上は34港あった。

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