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「瀬戸内ブランド」サポーターを募集 瀬戸内ブランド推進連合

13/07/24

瀬戸内海沿岸の7県が今年4月に設立した瀬戸内ブランド推進連合が民間サポーターを募集している。地域活性化につながる瀬戸内ブランドを確立するためには官民一体となった取り組みが不可欠とし、個人や企業・団体に参画を呼びかけることにした。

推進連合は、交流人口の拡大による地域経済の活性化の促進と豊かな地域社会の実現を図ることを目的に兵庫県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県で発足した(設立総会の記事)。会長には広島県の湯﨑英彦知事が就き、事務局は広島県商工労働局海のプロジェクト・チーム内に置いた。瀬戸内エリアの自然や食、歴史といった資産をもとに観光プログラムの開発や商品、サービスなどをブランドとして認定、国内外に情報発信に取り組み始めている。

現在募集中の瀬戸内ブランドサポーターは、瀬戸内ブランドの情報発信や商品・観光サービスの開発など瀬戸内ブランド化を応援する企業・団体などが対象。サポーター登録は無料で、登録後は①会員サイトで情報交換、共有ができる②瀬戸内の"宝"を発見するワークショップに参加できる③瀬戸内ブランドの認定申請ができる④キャンペーンマークが使用できる。

ワークショップは、瀬戸内ならではの「食」「クルーズ」「サイクリング」「アート」といったテーマを立てサポーター間で意見交換を行う。瀬戸内ブランド認定商品や観光プログラムの開発につなげる。異業種間や地域間のコラボレーションを促し、新たな切り口での商品化を目指す。瀬戸内の多島美などを巡る宝船クルーズもサポーターを対象に運航し、商品・観光プログラムの創出につなげる。

キャンペーンマークは、ドイツの著名な地理学者リフィトホーフェンが19世紀に瀬戸内を評した言葉にちなんで、穏やかな海や多島美、温暖な気候をデザイン化した。サポーター企業・団体はポスターやパンフレット、ウェブ媒体などに使用できる。

すでにNTTや高島屋などのほか、JTB中国四国、瀬戸内海汽船、全日空、日本航空といった企業がサポーター登録をしている。カゴメの柑橘飲料なども「瀬戸内ブランド」に認定されている。

サポーター登録の問い合わせは、瀬戸内ブランド推進連合事務局 電話082-513-2421、メールsyouminomichipt@pref.hirochima.lg.jpへ。

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