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2つの新幹線で周遊を 新潟県観光協会、東京で情報交換会

15/02/18

新潟県観光協会は1月7日、東京・飯田橋のホテルメトロポリタンエドモントで新潟県観光情報交換会を開いた。旅行会社27社から販売窓口や営業担当者を中心に171人が出席し、全体プレゼンテーションと個別商談に臨んだ。

新潟県では毎年、春と秋の2回、東京で旅行会社の幹部や主に仕入、造成担当者を対象に観光情報説明会を行っているが、2014年春の新潟DC開催を前に、13年11月に店舗の接客担当者や法人営業担当者を対象にした観光情報交換会を開始するなど、首都圏の旅行会社に対する新潟観光情報の発信を強化している。

同協会の吉川孝之常務理事は「北陸新幹線の開業で新潟県には上越新幹線と2つのフル規格新幹線が通ることになります。2つの新幹線を活用した観光周遊ルートができることに期待しています」とあいさつ。今年3月の北陸新幹線開業を控え、14年4月に新潟―両津(佐渡)航路に新しいカーフェリー「ときわ丸」、今春、直江津―小木(佐渡)航路に高速カーフェリー「あかね」が就航することを紹介し、佐渡を含めた新たな旅行商品の造成・販売を要請した。

全体説明ではJR東日本新潟支社の中澤昭課長が、新潟が誇る地酒をコンセプトにした「越乃Shu*Kura」など新潟県内で運行している3つの観光列車を紹介し、「クオリティの高いものを提供しています。2つの新幹線をつなぐ周遊ルートに使ってほしい」とアピールした。

また、新潟県旅館ホテル組合の荻野光貴青年部長(妙高高原赤倉温泉・ホテル秀山七つの扉)が、昼に楽しめる女将プロデュースの「旅館スイーツめぐり」、夜は「にいがた地酒の宿」プラン、朝は「にいがた朝ごはん」という同組合の3大プロジェクトを紹介した。

情報交換会は午前と午後の2部制で行われ、昼食会場では出席者に、釜で炊いたコシヒカリと、「にいがた朝ごはん」のいくつかの料理が提供された。

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