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神秘の島・隠岐へ 大阪で観光説明会/島根

17/03/08

島根県・隠岐観光協会(池田高世偉会長=隠岐の島町長)はこのほど、大阪市内で観光情報説明会・商談会を開いた。参加した旅行会社やメディアに隠岐観光のトピックを紹介、送客を呼びかけた。

池田会長は公務で欠席だったが、代読であいさつし「世界ジオパーク加盟認定を生かすなど交流人口の増加に向け情報発信、誘客に努めている。今日は現地から参加した観光関係者と情報交換をしてもらい、送客、PRにつなげていただきたい」。

説明会では隠岐観光の最新情報を提供。隠岐への往復や島後、島前間の船便が利用できる周遊パスポート「隠岐楽パス」や、島前間の内航船が乗り放題の「島前3島周遊パス」の利用を旅行会社に提案した。

島後・隠岐の島町は、夕陽と重なり神秘の表情を見せる奇岩「ローソク島」遊覧をアピール。海士町は後鳥羽上皇を祀る隠岐神社での特別参拝や3月オープンの食事処を絡めた旅行商品を新登場させる。絶景の地・国賀海岸を擁する西ノ島町は地元ガイドと行く花鑑賞や星空ウオッチングなどハイキングを提案。隠岐最小の島・知夫村は国の名勝・天然記念物の赤壁やシーカヤックなど自然景観を楽しむプランを伝えた。

そのほか説明会では、サザエ丼や隠岐牛、隠岐そばといった「ご島地(とうち)グルメ」、若い女性に隠岐の魅力を女性目線で提案し新しくブランド化を図る隠岐ロマンティック愛ランド実行委員会の商品企画もアピール。隠岐と連携して誘客を進める島根県松江市と鳥取県境港市も魅力を訴えた。

また、例年夏期に運航している隠岐―大阪伊丹を結ぶJALジェット便が今年も8月1―31日に運航されることも紹介した。

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