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和歌山大学生と南海商事が熊野古道の旅行商品開発

11/05/20

和歌山大学観光学部の学生が熊野古道の旅行商品開発に取り組む。田辺市中辺路町の古道歩き体験施設「古道歩きの里ちかつゆ」を運営する南海グループの南海商事とともに、施設を利用した旅行プランを作成し、6月下旬に旅行会社へ提案する予定だ。

和歌山大学の学生21人と教員2人が5月22日に古道歩きの里ちかつゆ、その周辺地域を視察する。南海商事のスタッフとの意見交換会をはじめ、和歌山県の協力も得て熊野古道周辺の宿泊施設や観光スポットなどの情報を生かし、古道歩きの里ちかつゆを組み込んだプランを作成。6月中旬をメドにまとめ上げる。その後、旅行会社に対して学生が旅行プランを提案、商品化が決まった後の旅行会社との調整は南海商事が行う。

南海商事では「学生ならではの視点から熊野古道の魅力を発掘してもらう」と期待し、周辺の活性化につなげていくことを目指している。和歌山大学では「旅行の企画体験を通じて、学生にマーケティングや経営の知識を学んでほしい」。和歌山大学では、8月下旬に韓国で開催される日中韓3カ国を中心とした国際会議「東北亜観光学会」でも熊野古道の旅行プラン発表を予定している。

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