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断トツの東京都、前年度比2.81倍に 15年度都道府県観光予算

15/10/02

観光庁はこのほど、2015年度の都道府県観光予算をまとめた。47都道府県の総額は429億1700万円で、14年度に比べて約2割増えた。

都道府県別でもっとも多かったのは東京都の86億2200万円。別に東京都おもてなし・観光基金200億円を計上しており、2020年の東京オリンピック・パラリンピックを控え他道府県を圧倒する突出ぶり。

2位は沖縄県の23億9800万円、3位は鹿児島県の22億2900万円。以下(4)福井県16億8200万円(5)愛知県16億1900万円(6)宮城県16億300万円(7)静岡県15億2千万円(8)高知県15億1400万円(9)福島県14億4800万円(10)新潟県14億4400万円と続く。

逆に、観光予算が少なかったのは神奈川県1億2800万円、千葉県1億5800万円、奈良県1億7500万円など。

14年度比では、トップの東京都が281%と大幅に増加した反面、長野県は35%と大きく減少。予算上で地域差がくっきりと表れている。

都道府県観光予算額の集計に当たって観光庁では、観光担当部署以外の予算額は除く▽正規職員の人件費を除く(イベント実施時の臨時的な雇用等、正規職員以外に要する人件費は含む)▽指定管理費や日常的な清掃費等、例年固定的な支出となっているものは除く。 また、自治体の事業を観光協会等の他機関への支出で行っている場合等で、当該自治体の裁量で金額が動かせる支出は額に含める▽国等からの補助金額として交付されている額を除く―などを行い一覧表としてまとめた(トラベルニュースat9月25日号に掲載)。

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