JATA旅博 10月1、2日に東京ビッグサイトで
11/09/30
「JATA国際観光フォーラム・旅博2011」(日本旅行業協会=JATA=主催)が9月29日から、東京・有明の東京ビッグサイトで始まった。
テーマは「旅は世界を元気にする」。過去最大となる世界144カ国・地域から700を超える企業・団体が参加し、29、30日の2日間、セミナーなどを通じて国際観光のトレンドや東日本大震災後のインバウンドツーリズムを通じた復興支援などについて意見が交わされる。
また、期間中10月1、2日の2日間、アジア最大規模の旅行博覧会、JATA旅博が開催される。144の国と地域が国際色豊かにブースを開設し、ポスターの展示やパンフレットの配布、観光の見どころやトピックスなど最新の海外旅行情報を来場者に発信する。様々なイベントやパフォーマンスが行われるほか、世界の食が楽しめるゾーンも用意した。
今年は、旅行の促進による東日本大震災からの復興を目指そうと、日本国内の観光を紹介する国内ゾーンを大幅に拡大。東北支援ブースを設けるほか、県や市町村の観光協会などが多数出展する。入場料は大人1200円、子ども600円。
29日の開会式でJATAの金井耿会長は、「旅の力で人や社会を元気にすることに力を尽くします。旅で世界を元気にしましょう」と呼びかけた。
式には来賓として秋篠宮ご夫妻が出席。秋篠宮殿下は「観光が平和と国際交流の促進に寄与することに期待しています」などと述べられた。