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福井県、石川県両旅協の共栄会が合同総会

12/01/11

福井県旅行業協会(福旅協)共栄会(伊藤和幸会長=まつや千千)と石川県旅行業協会(石旅協)共栄会(小田孝信会長=加賀屋)はこのほど、福井県あわら温泉の美松で合同総会を開いた。

総会ではそれぞれ今年度の事業として、会員増強の推進と受入会員への集中送客、送客・受入両者の各種情報交換と宣伝、送客実態調査の実施などを行うと決めた。任期満了に伴う役員改選では伊藤会長、小田会長の続投が決まった。

この日紹介された福旅協の2010年10月から11年9月までの送客実績合計は27万2863人。地区別では近畿が6万3968人でトップ。次いで福井の5万8947人、石川5万6167人、中部が2万9586人。

石旅協の送客実績合計は23万1709人。地区別では石川が9万9609人でトップ。次いで関東の3万5641人、近畿の2万8134人、中部1万9972人。

総会終了後、全国旅行業協会の理事も務める弁護士の三浦雅生さんが「観光業の未来設計」を演題に講演した。三浦さんは着地型旅行に即した旅行業規制に触れ、イベント+往復交通+宿泊施設の手配は旅行業登録が不要であることや、第3種旅行業者の募集型実施の案件が引き下げられ、観光圏内限定旅行業者代理業者の要件が緩和されるなどと語った。

インターネット取引に関しては、手配旅行のみを取り扱うサイトの自由化、旅行業法の対象サイトの情報提供が強化されることを指摘した。

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