アジア個人旅行客をねらえ JTB西日本が関西の体験型商品
12/08/01
たこ焼きのサンプル作りや神戸ビーフの夕食など関西の魅力を体験する個人旅行商品をJTB西日本が8月1日から売り出した。LCC(ローコストキャリア)の就航で増えている個人で訪日するアジア人旅行客がターゲット。2013年3月までに3千人の販売を目指す。
商品は「EXPERIENCE KANSAI」。英語、中国語、韓国語が話せるガイドが同行する京都や奈良の世界遺産めぐり、大阪での串かつ食べ歩き、道頓堀でのたこ焼きサンプル作りと試食などの日帰りツアーなどを用意した。
また、舞妓が同席する京料理、神戸牛、フグ、カニなど関西の食文化を体験したり、神戸の夜景タクシー、神戸港でのディナークルーズなどもラインナップ。有馬やおごと、城崎、白浜といった関西の温泉旅館に泊まる宿泊プランも設定している。
1-7人の貸切プランもある。
料金は、日帰りツアーが14コースあり大人3400―6万7千円。主要都市と温泉地の10旅館ホテルの宿泊プランは同5600―3万6900円。食事やクルーズなどの体験は23プランあり同2千―1万8千円となっている。
関西空港の国際線到着ロビーや京阪神地区の旅館ホテル、観光案内所など120施設でパンフレットを配布し利用を呼びかける。