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地旅の行程作成も軽快に ブロードリーフ「旅行業システムTR.NS」(1)

13/07/09

ブロードリーフが開発・販売を行う「旅行業システムTR.NS」。国内旅行のプランニングや旅行行程表、見積書の作成といったフロント業務に特化したシステムだ。実際に、来年2月に和歌山で開かれる国内観光活性化フォーラムにあわせたツアーの行程表を同システムを使って作成してみた―。

例えば和歌山ツアー 熊野古道を効率よく

行程表といっても、まだフォーラムの詳細は決まっていないため、和歌山市のビッグホエールを会場とし、開催時間も午前中という設定にして作成した。

また和歌山には高野山、白浜、勝浦といった様々な観光素材が広範に点在しているが、新大阪から熊野古道を楽しむといった点にコースを集約した。

新大阪からバスで和歌山市内のビッグホエールへ。そこから中辺路にある「霧の郷たかはら」で昼食。国道311号を眼下に見下ろす標高300メートルからの眺望が見ものだ。

ここからまたバスで熊野古道・五体王子の1つである「滝尻王子」を見て、いよいよ熊野三山の聖域に入る。

このあと世界遺産「熊野本宮大社」を参拝。熊野本宮大社は、全国3千ある熊野神社の総本宮で、社殿三社は檜皮葺きになっている。宿泊は湯の峰、川湯、渡瀬の3温泉が集まる熊野本宮温泉郷で。

翌日は熊野本宮温泉郷から「熊野速玉大社」へ向かう。同大社は平重盛の手植えとされる日本最大級のナギの木が境内にそびえている。

次いで向かうのが「熊野那智大社」。祭祀の起源は日本一の落差を誇る那智の大滝で、夫須美大神(ふすみのおおかみ=イザナミノミコト)が祀られている。

那智の滝は落差133メートルあり、古くから人々の畏敬を集めてきた。「青岸渡寺」は、神仏分離以前は那智の「如意輪堂」として熊野那智大社と一体で、西国巡礼の一番札所として知られている。

2つの大社を参拝した後、昼食は那智山で取り、串本にある大小40の岩柱・橋杭岩を車窓から見て、南紀白浜の「とれとれ市場」で買物をして新大阪へ。

ざっとコースを回ってきたが、今回のコース以外でも「旅行業システムTR.NS」を使うと、パソコンの画面上で各施設をクリックしていくことで自動的に行程表が完成するので、「地旅」の素材にも活用できる。

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