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「安心」強化と早期予約促進 ルックJTB、17年度上期商品を発売

16/12/13

JTBワールドバケーションズ(生田亨社長)は12月2日、海外旅行パッケージツアー「ルックJTB」の2017年度上期(4―10月)商品を発売した。16年度から航空券やホテルの間際予約が困難な状況に対応しようと早期予約促進に取り組んでおり、17年度上期も例年より約1カ月早く商品をリリース。「安心」「頼りになる」をキーワードに企画・サービスを充実。全国計の年間販売目標人員は16年度見込113万8千人から4%増となる118万人の取扱を目指す。

「安心」面では旅程保証や遅延お見舞金制度といったルック独自制度に加え、急な旅行取り消しでも次回の予約や参加で取消料を必要としない制度を導入。ベテラン添乗員に相談できる「旅えらび相談メール」なども新設し、旅のサポートも充実させた。

方面別ではシンガポールにクローズアップ。主要夜景スポットをめぐる「キラキラ夜景バス」やユニバーサル・スタジオ・シンガポールへの園内優先入場プランのほか、 2月にはファミリーや女子旅に対応した「シンガポール航空で行くキラキラ・わくわくシンガポール」も発売を予定するなど年間を通して商品を登場させていく。人気のハワイについてもハワイ島をはじめ各隣島商品を強化するなど深化を図った。

新シリーズ「世界のリゾート」は1月に発売。アマンやモルディブ、セイシェル島などに22 ホテル 22 部屋の「一度は泊まってみたいあのお部屋」を提案する。

そのほか航空座席の確保のためチャーター便利用商品を今期もスイスやスペイン、北欧、カナダ、西日本発ではハワイやグアム、アジアなど人気方面で設定。昨年導入した、申込時期で料金が変動する旅行代金変動型商品も商品数を拡充し、早期予約を促す。

西日本発商品では、グアムでの「KOMI―KOMI」プランを強化。現地でのフリータイムで食事や観光・アクティビティを追加代金なしで自由に選択して旅をアレンジすることができる同プランを専用商品としても発売する。

西日本発の16年度販売見込人員は対前年比2%増の26万6千人。17年度は同2%増の27万人を目標に据えた。

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