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外国人客が43カ月ぶりに減 8月の宿泊旅行統計、微減続く

16/11/11

観光庁がまとめた8月の宿泊旅行統計調査結果(第2次速報)によると、延べ宿泊者数は前年同月比2.3%減の5513万人泊だった。5月以降微減傾向が続いている。

そのうち日本人宿泊者数は同2.1%減の4931万人泊。外国人宿泊者数も同3.6%減の582万人泊で、43カ月ぶりに前年同月を割り込んだ。九州方面は全体で同4.8%減で7月に比べ減少幅が拡大した。

客室稼働率は全体で同1.1ポイント減の68.8%。旅館が1.0ポイント減の50.3%、リゾートホテルは同0.9ポイント減の72.6%、ビジネスホテルは同0.8ポイント減の79.8%、シティホテルは2.9ポイント減の82.5%と、軒並み数字を落とした。客室稼働率が80%を超えた都道府県はシティホテル19カ所、ビジネスホテル19カ所、リゾートホテル10カ所。

一方で大阪府は全国で最も高稼働率となっており、旅館を除く3業態が90%前後を維持。特にリゾートホテルは95.0%を記録した。九州は全体で同0.3ポイント増の64.5%とプラスに。

9月の延べ宿泊者数(第1次速報)は同5.0%減の4184万人泊と減少が続く。

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