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関西からおいでよ! 新潟県

13/06/18

公益社団法人新潟県観光協会会長の高橋正さんと吉川孝之さん、新潟女将の会の小山千寿子さんと野澤邦子さん、小林園子さん、新潟県旅館ホテル組合の金子春子さんらの宣伝隊がこのほど、トラベルニュース社を訪れた。2015年春の北陸新幹線開業で、関西から新潟へも時間短縮されることから関西での誘客を強化、新潟の魅力を訴えた。

北陸新幹線は関東―北陸を直結するが、金沢まで延伸することで関西方面から新潟県へのアクセスも向上する。そのため新潟県、県観光協会では関西での誘客活動を強化し、大阪市内の拠点事務所のスタッフ数も大幅に増員している。6月1―2日には、JR大阪駅で新潟県観光物産展を開催した(「近くなる新潟 大阪で観光物産展開きアピール」参照)。

新潟県の宿泊客数に占める関西客の割合は1割にも満たない。高橋さんは「我々ががんばれば関西市場は相当伸びてくるのでは」。すでにその兆候は現れ、今冬の妙高・赤倉スキー場は、例年なく関西客が多く訪れたという。

また、新潟県旅館ホテル組合では(1)県内産の地酒の提供(2)県内産の食材を使った地酒に合う献立、プランを提供(3)新潟清酒達人が館内にいる宿を「にいがた地酒の宿」と認定している。現在23の地域、65の宿で取り組む。

小山さんらは「多くの蔵元を持ち、その土地の旬の素材を使った料理をお出しできるのは新潟県の風土があってこそ。ぜひ料理とお酒を味わいに新潟県にお越しください」。

関西で人気のある佐渡については、トキが野生復帰し、間近で見ることができるようになったこともアピール。佐渡と直江津、上越を結び金沢へと続くモデルコースを売り出していく構想も話した。

皆さんは、中越地震や中越沖地震などを経験し「新潟県は災害のたびに県民が奮い立ち強くなってきました。だからこそお客様へのおもてなしができるのだと思います。来ていただければ新潟は違うな、いいなと思ってもらえるはずです」。

新潟県や県観光協会では近いうちに関西で観光宣伝や物産販売の本格的な拠点を設ける計画もあるそうだ。

新潟県の皆さん

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