楽しく読めて ときどき役に立つ観光・旅行専門紙「トラベルニュースat」

行程作成も軽快に ブロードリーフ「旅行業システムTR.NS」(1)

ブロードリーフ(本社東京)が開発・販売を行う「旅行業システムTR.NS」。国内旅行のプランニングや旅行行程表、見積書の作成といったフロント業務に特化したシステムだ。7月20日、福井県の若狭地方を横断する舞鶴若狭自動車道の全線開通に合わせて、同システムを使って魅力ある周遊観光モデルコースを作成してみた。

例えば福井・若狭周遊モデルコース

コースは兵庫県加西市から中国道、舞若道を経て福井県あわら温泉に宿泊。翌日は北陸道を走り滋賀県の長浜観光を楽しんだ後、名神道、中国道を通って加西市に戻るというもの。

まずは加西市をスタートし加西ICから中国道へ。舞若道・小浜ICで降りて、名通寺に立ち寄る。同寺は大同元年(806年)の桓武天皇の時代に征夷大将軍・坂上田村麻呂が蝦夷征伐の際に創建。国宝の本堂や、日本海側で唯一の国宝・三重塔は見ておきたい。

次に行く瓜破の滝は1年を通して水温が変わらず、夏でも水につけた瓜が割れるほど冷たいといわれる。昼食は美浜町の国道27号沿いにあるドライブイン「がぁでんぱぁく五湖の駅」で。名産のへしこや豆乳アイス、ソースかつ丼、えび丼、おろしそばなどを味わえる。若狭塗箸など土産品なども数多くそろう。

三方五湖といえば久々湖畔にあるレークセンターからジェット船で三方五湖めぐりを。遊覧船で日向湖を除く4つの湖をまわる。

このあとは舞若道・若狭三方ICから北陸道・丸岡ICを経てあわら温泉へ。ここで宿泊。あわら温泉は今年開湯130周年を迎える年間100万人以上が訪れる人気温泉地だ。

翌日は国の指定名勝記念物・東尋坊で荒波が打ち寄せる景色を満喫。一乗谷朝倉氏遺跡では朝倉義景館跡の入口に建つ唐門や原寸大復原町並みを歩いてみたい。昼食は永平寺禅どうふの郷・幸家で白山の伏流水と大豆、胡麻、葛などの素材を使った本格的な豆腐の創作料理を味わう。

このあとの永平寺では10万坪の広さを持つ境内で、樹齢680年の老杉に囲まれた静寂な佇まいに心を静める。

永平寺で心を洗われて北陸道・福井北ICから長浜ICへ。ここで長浜黒壁を散策。現在、長浜城歴史博物館ではNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」にまつわる展示を行っているほか、曳山博物館でも長浜城下町とゆかりの武将たちを紹介している。「官兵衛」の後は長浜ICから名神道、中国道を経て加西ICで降りて加西市へ到着。

ざっとコースをまわったが、今回のコース外でも「旅行業システムTR.NS」はパソコン画面上で各施設をクリックしていくだけで自動的に行程表が作成できるので、違った施設を組み込むことも可能だ。

業界最大級のDB搭載 ブロードリーフ「旅行業システムTR.NS」(2)に続く

1 | 2

購読申し込み
地旅
夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ